皓昊からの祈り 4

雨は止むものです

長雨の中にも

たとえ一瞬であろうと

陽射しは訪れましょう


いつも

　ココロに

　　微笑みを


涙を慈しむ余裕を


明日もまた

　晴れますように

光

伸ばしても伸ばしても

手に入られない

伸ばそうとするけど

消えて失うことの繰り返しが

コワくて

伸ばせない

どっちにしたって

きっと

滑稽で

惨めで

ならば

いっそのこと

目を閉じてしまえばいいのだと思う

それすらできない



この手は　空を切ることしかできないというのに

question-10

生きているぬくもりを、アナタはしっていますか？

ぼく

ぼくは 誰かを必要としても
　
誰も ぼくなんか必要じゃない

ただの 駄々っ子にしか思われなくて
　
ただの 問題児

でも 冷静にみれば 確かにそうでしかない


「助けて」も「さびしい」も「一緒に居て」も　何もかも
　
ぼくは 言っちゃいけない

ぼくは迷惑な存在だから
　
　言ったらもっと迷惑になって
　
　　もっと嫌われてしまうから

それで 結局 傷つくのは 自分だから


だから

ぼくは
　
独りで
　
泣いて
　
自分を
　
罵って
　
自分で
　
罰して

生きていくんだ



死ぬ勇気すらない臆病者なりに

黯澹からの叫び 6

形容できない

管理もできない

だから せめて

制御不能になる前に

堅確なる鎖と錠で

このうずまく感情を

閉じ込めるしかない

ワ ラ　い 　な　　が　　 ら