黯澹からの叫び 1

オマケとか居ても居なくても同じような扱いをするくらいなら、いっそ構わないで。

中途半端な優しさなんて、要らない。求めてない。

もうこれ以上、ワタシを殺 さ　な 　い　　で　　 。

Steady,

ゆめがあった



一番のひとと、その最期まで添い遂げること

生涯、ただひとりを深愛すること







ゆめがある



その人が最期まで、一切の悔い無く、生きて、死ねること

私は私の理想の最期を迎えること

血反吐を吐いても、“わたし”を生きること










ゆめが、ある










Farewell, ――

暗澹

爪先にあたった水

波紋が延々と拡がって

片足ずつ、そっと　浸っていく


冷たくて　つめたくて　ツメタクテ


いっそ　凍えてしまいたくて



沈む　水底

深遠へ

光のない　深淵へ

手の届かない　トコロ


誰かが追いかける必要のない　境界




ひとりっきりの　空間








水音のしない　しめやかなる暗澹の果て

addiction

夜闇

布団

枕

独り

残し香


まるで条件反射のように

自然と涙滴が頬を掠めて

髪に滲みていく


泣きたくなって泣くんじゃなくって

勝手に伝っていく


泣いてはいけないのに


どうしたら

止められるの

いっそ 痕跡を無くす？

でも、そんなこと、できるわけない





泡沫の夢になってしまうのは

堪えられないから

in slim anticipation of ...

結果の分かりきった事でも

もしかしたら、と


望みの無い願いの実現を夢見てる



　　結　局


傷付くのは自分自身なのに

然うなる、と疾うに知っているのに