――徒然なるままに書きしものこそ、物の心や淡にあらむ…
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絞り出した か細い声 が
貴方に届くことは ない
不器用に伸ばした 指先 は
空を掠めて それっきり だろう
それでも
これが 貴方へ接【つ】ぐための 私の 精一杯で
踏み込めず その場に佇む のは
自分を棄てられない 臆病者 だから
『でも いつか――』
そう 望んでは また 俯く 街燈の下
貴方に届くことは ない
不器用に伸ばした 指先 は
空を掠めて それっきり だろう
それでも
これが 貴方へ接【つ】ぐための 私の 精一杯で
踏み込めず その場に佇む のは
自分を棄てられない 臆病者 だから
『でも いつか――』
そう 望んでは また 俯く 街燈の下
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